何が俺をこんなに熱くさせる?

キャラクター考察が主食のオタク

2023年現場まとめ

恒例の年末まとめの時期が来た。

【1月】

【2月】

  • 02.09(木)超英雄祭 KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW-2023(※配信ストリーミング)
  • 02.19(日)暴太郎戦隊ドンブラザーズショー-シリーズ第4弾<2月特別公演>(シアターGロッソ)

【4月】

【5月】

  • 05.04(木)Endless SHOCK(帝国劇場)
  • 05.19(金)Endless SHOCK(帝国劇場)

【6月】

【7月】

【8月】

【9月】

  • 09.16(土)DREAM BOYS(帝国劇場)
  • 09.23(土)THE MUSICAL RAGTIME(日生劇場

【11月】

  • 11.05(日)ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage(TACHIKAWA STAGE GARDEN)

【12月】

  • 12.16(土)KinKi Kids Concert 2023-2024 ~Promise Place~(東京ドーム)
  • 12.24(日)SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 Chapter II in DOME(東京ドーム)
  • 12.30(土)ウルトラヒーローズEXPO 2024 ニューイヤーフェスティバル(東京ドームシティ プリズムホール


2023年は本当に激動の年であった。熱愛が出たかと思えばあれやこれやのうちに事務所が大変なことになり精神的に大変摩耗した年であったが、それでも私はオタクを辞められないので、自分の感性を大切に、佐藤勝利くんおよびSexy Zone(名前も変わってしまいますね)、堂本光一さんおよびKinKi Kidsを応援しつつ、2024年も強く生きていこうと思います。セクゾドーム、えぐいぐらい良席を引いて元気が出すぎた。ありがとうね。
更新頻度は減ってはいますが、来年も変わらずアイドルとヒーローが好きなオタクです。よろしくお願いいたします。

忍耐のひと

この話の流れで言うだけだけど、別にこっちゃんがどうこうじゃなくてね。人を変えたい時にさ、人に変わってもらうことってさ、自分が変わることだ、とかよく言われたりするけどさ、色々経験してきたけど、人変えるのってすっごいむずくて。正論だけど、なかなかそういかない、じゃん。そんときに、やっぱ、自分が変わるんだっていうのは、すごくこう、人を変える時に、大事なことだと思ってて。毎回じゃない、と思うけどね。うん。周りになにかしたい時って結構自分がどうなってるかによると思うんだよな。グループこれだけやってるとさ、メンバーに対して、まあお互いにね、こうした方がいいとかさ、あったり、するわけじゃん。で十何年やってるから、いっぱいさ、こうしてほしいなとかさ、こうなったらいいのになとかいっぱい思ってきたし、やっぱりこう変わっていくことって、ま、相手も変えれることって、自分が見せれたことでしか変えれないと思うんだよね。例えばね、例えばだよ。俺がどうこうじゃなくて。こんだけなんかこう、毎日ダンスのこと考えて練習してとか、そういう人が、「こういう振り付けやろうよ」とか、こういう、「もっとダンスのレベルあげようよ」って言ってきたら、「ああ」とか思うじゃん、って例えばだけどね、分かりやすく言うとだけどね、うん。俺はそういうことがないと、言えないなあ、って思うし、そういう経験、をしてきたかな。うん。その人がいう言葉の裏に、それをその説得させる、ものがあるかどうかってのは、もちろんその言われる側が、変えなきゃいけないことがいっぱいあったとしても、言われる側が「こいつが言ってるなら」とか思うのは、やっぱりね、説得できる、打ち込んでることがあって言ってることとかさ。ごめんねそのこの文書だけで、そう言っていいのかはアレなんだけど。まあ何にせよ、言葉を、いう時には、その人がこう歩いてきた何をしてきたとかがさ、絶対に見えてくるし乗っかるんだよね言葉。という感じかな。

2023/04/30 victory roads「想談部屋」より


勝利くんは忍耐の人、だと思う。
その歩みは少しずつかもしれないが、少しずつ変化しながら、思う場所に必ず辿り着く。
その揺るがない魂が、変わらず好きだし、誇りに思う。

27歳のお誕生日おめでとう。今年も勝利くんを応援できて、楽しいです。新しい舞台、楽しみにしています!

なくなる日

ここ数ヶ月、考えている。
まず第一に、私はジャニーさんを直接見たことも話したこともなく、良い人か悪い人かなんて判断は全くできない。
しかし何か意見をしてしまうと、私はジャニーズ事務所所属タレントのファンなので、恐らく事務所に寄った意見をしてしまう。それは仕方ない、とも思う。
でも私は性加害を肯定したくないし、人権を否定したくない。事務所には良くなってほしい。
けれど、私の好きなタレントたちが事務所やジャニーさんのことを楽しそうに教えてくれるのが好きだった。彼らの楽しい思い出までも否定したくない。
記者会見で東山さんが「エンタメは人を幸せにするもの。喜多川は人を幸せにしなかった」とジャニーさんを否定したのも、「90歳くらいまで舞台に立っていたかった」と零したことにも、胸を締め付けられている。
八方塞がりだ。
何を口に出しても私が大事にしているものに反しそうで、何も言えない。SNSには様々な議論が溢れかえっている。恐ろしい。私は感情に支配されて誰かを傷つける怪物になりたくない。

本日を以てジャニーズの名前は無くなる。
私もジャニオタの端くれなので、「ジャニーズ」という名が持つ誇りや矜持の概念に共感するし愛している。無くなることは仕方ないことだと頭では理解していても、心が悲しくて仕方ない。それでも受け入れなければならない。ジャニオタの教訓として何かとお別れをするときは「葬式」が必要だと学んできているため、このたび筆を執った。書きたいことは、感謝しかない。ジャニーズおよびジャニーさんが提供するエンタメが好きだったし、これからも好きだろう。

明日からはジャニーズの看板を下ろしたタレントたちを応援する日々が始まる。そんな中、約7年前、当時20歳だった佐藤勝利くんがソロコンで「僕がジャニーズを永遠にします」と泣いていたのを思い出しては、潰されそうな思いを感じ続けるのだろうなと、そう思う。

2022年現場まとめ

明けましておめでとうございます。
マリ卒業までの怒涛の5日間や光一くんのお誕生日(44歳おめでとうございます!)を過ごし、そういえば毎年恒例の現場まとめをしていなかったことに気づいた。仕事の忙しさも相まってもう年末前後のことしか思い出せなくなっているので、2022年の振り返りという意味でも現場をまとめてみようと思う。


【1月】

  • 01.02(日)Johnny's Festival ※見逃し配信
  • 01.08(土)サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史(東京シティービュー

【2月】

【4月】

  • 04.09(土)Endless SHOCK ※収録配信
  • 04.12(火)こどもの一生(東京芸術劇場プレイハウス)
  • 04.17(日)Endless SHOCK -Eternal-(帝国劇場)

【5月】

  • 05.19(木)Endless SHOCK -Eternal-(帝国劇場)※コロナにより休演

【7月】

【8月】

【9月】

【10月】

【12月】

  • 12.24(土)暴太郎戦隊ドンブラザーズショー シリーズ第3弾<通常公演>キジのおんがえし(シアターGロッソ)
  • 12.24(土)KinKi Kids Concert 2022-2023 24451~The Story of Us~(東京ドーム)
  • 12.25(日)セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト(京セラドーム大阪)
  • 12.30(金)ウルトラヒーローズEXPO2023 ニューイヤーフェスティバルIN東京ドームシティ(東京ドームプリズムホール



2022年は個人的には怒涛の一年だった。
プライベート面でいえば結婚をし、引越し、新婚旅行で初めての九州一週間旅行、ほぼクビみたいな退職からの転職、11〜12月にかけて怒涛の残業三昧という人生の転機を迎えつつ、オタク面だとKinKi Kidsに狂いまくって新たな供給に苦しんでいた。誰に言っても「今?」と聞き返されるが、今年は25周年だから露出がいつもより凄かったんだ!今落ちなくてどうする!そして結婚したからといってオタクが辞められる訳もなく、クリスマスに旦那を家で1人にするのが新婚として忍びなく、KinKiコンに夫を連れて行ってしまったのだが、楽しんでくれていて良かった。私が初KinKiコンであまりの刺激に(?)苦しんでいた時には隣で背中をさすってくれた。こっちの方がダメダメ。
年末にはマリ卒業という特大の転機が訪れてしまったが、これからも勝利くん及びSexyZoneを応援したいと心から思ったので、2023年もジャニオタを続ける予定だ。
というわけで、今年もよろしくお願いします。

2022年最後の5日間に無限の愛が溢れている

忘れもしない2020年8月12日。聡ちゃんが復帰を発表した日、こんなにも優しくて嬉しいことがあるのかと泣いた。突発性パニック障害という病気のためそのまま辞める選択もあっただろうに、「またSexyZoneとして活動したい」と復帰してくれた聡ちゃんが嬉しくて、迎え入れるSexyZoneがあたたかくて、本当の愛はここにあるんだと泣いた。
そこから約4ヶ月、久しぶりの5人でのCDリリース、配信コンサート、5人のSexyZoneが提供してくれる全てが、本当に本当に幸せだった。



2022年12月27日、マリウスの卒業・芸能界引退が発表。
変わらず「誰かを幸せにしたい」と願っていた彼が世界中の人を幸せにする新しい方法を見つけたことを、私は責めることが出来ない。マリのあの美しい言葉を見ただろうか。メンバーとファンへ向けた愛と知性が溢れた文章も、FC動画でこの2年であったこと感じた全てを自らの言葉で説明してくれたことも、すべて私の知るマリウスで、納得できないことがひとつもなかった。今まで色んな噂や意見を見た。憶測や他人の感情が乗ったものを信じるなんてしないが、見かけるたびに相反する気持ちに憂鬱を感じていた私はやっぱり愚かだった。
念願のSNSを始めたSexyZoneは5人で本当に楽しそうで。ドタバタでグチャグチャでふにゃふにゃで全然訳分からないけれど、ずっと楽しそうに笑ってる5人に笑顔がこぼれてしまう。聡ちゃんが復帰したあの夏と同じ多幸感が私を包んでいる。ずっと見たかったのはこれだった。それを今日、我々は手放さなければならない。

マリ。11年もの間、たくさんの愛をありがとう。とても寂しい。それでも、私はマリの道を阻んだりしない。SexyZoneは元々繊細な人たちの集まりではあったが、グループの根幹にある「多様性」「自己の尊重」「愛」の考え方はマリの哲学から育まれたものだと私は思っている。大切なものを残してくれてありがとう。寂しくて仕方がないから泣いてしまうけれど、今日だけは許してほしい。でも風磨くんが「今までもグループ活動しながらマリウスを感じていたのだから、これからもそうやってSexyZoneを続けていく」と言っていたから、私は4人になったSexyZoneだって信じていられる。
今日は、5人のSexyZoneの最後の日。

もう普通の顔で「愛のかたまり」を聞けない

聞けない。剛くん作詞光一くん作曲のジャニーズ史に残る名曲を「超いい曲〜〜!!!」って聞いてたのに、もう普通には聞けない。



私はかねがね、アイドルには「ファンタジーアイドル」と「リアリティアイドル」の2種類がいると思っている。
セクゾで言えばファンタジーアイドルが健聡マリ、リアリティアイドルがさときく。
intransigence.hatenablog.jp(5年前の記事じゃん……怖……)


KinKiはというと、光一くんは断然リアリティアイドル。オタクに対して甘い言葉を言わないどころか、お家芸でもある「客席のファンは見てません」「全席一律同じ料金」「まあ夢だけどな」等の発言で厳しい現実(?)を投げてくるタイプだが、たまに飛び出すロマンチック思考がとても可愛い。一方剛くんはファンタジーとリアリティのハイブリッドだと思っている。個人の自由と自立を大切にしファンに対して「僕に依存しないで」と投げかけるが、コンサートでは「好きだよ」「愛しあおうぜ」と甘い言葉でファンを魅了できる一面もある。そんな剛くんは音楽に対しても才能があふれていて、ソロ名義であるENDRECHERIでは音楽性の高いFUNKを作り、KinKiでは主に美しい言葉で歌詞を綴る。その上歌もイラストも上手で、才能がすごい……スペオキ……
私は特に剛くんが書く女性詞がとても好きなのだが、20周年記念イベント「KinKi Kids Party」にて「Topaz Love」の前身曲「突発ラブ」を即興作詞する際に自身が見聞きして感じたことを盛り込んでいることが分かり、すごい感性の持ち主だ……と感嘆した。「KANZAI BOYA」もそうだったようだが、今までの歌詞もそうやって作成してきたのだろうか。


その昔、剛くんが「KinKi Kidsのどんなもんヤ!」で話してくれたというJr時代のエピソードがある。
当時京都駅から一緒に東京の仕事場へ行っていた二人。ある時剛くんは待ち合わせよりかなり早く着いてしまい、先に向かおうと一人で新幹線に乗り、仕事場で光一くんを待っていた。遅れて到着した光一くんは不機嫌な様子で、剛くんは置いていったことを謝った。そうすると光一くんは「そうじゃない、一人で行ったら危ないやろ」と、置いていったことより一人で向かったことを心配して怒ってくれたそう。そんな光一くんを「心配して怒ってくれるなんて、お兄ちゃんみたいで嬉しかった」と剛くんは回顧した。


……「愛のかたまり」じゃん……『心配性すぎなあなたは電車に乗せるのを嫌がる』じゃん……『まるでか弱い女の子みたいでなんだか嬉しいの』じゃん……


剛くんって心配性なんだなーなんて思ってたらまさか言われた側でしかも相手は光一くんて?
そんな「愛のかたまり」が発表されたのは2001年11月に発売されたシングル「Hey!みんな元気かい?」である。光一くんが「MILLENNIUM SHOCK」で初めて帝劇に立ったのは2000年の冬で2001年からは単独主演になり……


『この冬も越えてもっと素敵になってね』って………これじゃん………


しかもこの題名、光一くんが歌詞から拾って推薦したものであり最初の仮題名は「あなた」というのである。あなたって……それもうほぼ光一くんの事では……?



そんなエピソード知ってからは「これ……剛くんが光一くんのことを歌詞に盛り込んでるんだ……」という情報が必ず頭を掠めてしまい、どんな顔で聞いていいか分からない。もう普通の顔で「愛のかたまり」を聞けない。



センターとエースの話

勝利くんが中島健人くんの事を「ケンティー」と呼ぶようになって久しい。いつからケンティー呼びなのかはあまり定かでは無いのだが、セクチャンでは「健人くん」と呼んでいるのが確認できる。まあ、こんな事を書き出してはいるが、私自身は呼び方が変わったことについて、何の疑問も引っかかりもない。
いつだったか、Qrzoneさときく当番回でメンバーの呼び方についての話があった。風磨くんは「中島」、ちびーずは「ケンティー」と呼んでいることについて、風磨くんは「ケンティーって結構なあだ名で、自分は同期で歳もひとつ違いだから何となく気恥ずかしく感じて呼びにくい」と、勝利くんは「その気持ちは分かる。自分は歴も歳も下だから逆にいける」と話していた。
日々、関係値や距離感は変わっていく。その中でノリや語感などで呼び方が変わることもあるだろう。そんな程度と考えていた。

しかし、今年のアリーナツアー福岡公演中止の際のブログ、そして先月発売したトラトラ特典バラエティのケンティー宛のお手紙にて、勝利くんは「健人くん」と呼んだ。私にとってこれはなかなか衝撃だった。
何だその呼び分けは……?普段からケンティーと呼んでいると思ったが……?
いや、恐らく普段はケンティーと呼んでいるだろう、と思う。私は彼らのことを仕事内でしか見たことがないのでそう推測するしかないが。だからこれも結局推測でしかないが、ふざけず真面目にケンティーの話をする際に「健人くん」と呼ぶのではないか。
(トラトラ特典の手紙内容は結局ふざけてるのだが、手紙という改まった形式内での呼び方と捉える)



とても好きなエピソードがある。
グループ初期、ベタベタな甘えんぼ末っ子だった勝利くんはケンティーに甘え、ケンティーは庇護すべき弟として可愛がってくれた。しかし歳を重ね、勝利くんは自身の立場や責任を自覚していく中で「頼ってはいけない、甘えてはいけない」ともがき、対等にならなければと模索したのだろう、呼び捨てにしたいと提案した。それをケンティーは拒否し、「年下なんだからいつでも甘えていい」と言い返すのだが、「それじゃダメだから」と勝利くんも拒否をした。
このけんしょりがお互いに不器用なエピソードが大好きだ。形から入ろうとする勝利くん、責任感から庇護者であろうと頑ななケンティー。そんな2人が心身共に成長し支え合い更に柔らかくなった関係でグループのセンターとエースを張っている。この時からずっと勝利くんの中でケンティーは「健人くん」なんだろうか。聡ちゃんを仕事上では「聡ちゃん」と呼ぶように、「ケンティー」と呼ぶのか。
まあ、彼が話さない限り、本当の事なんて私たちには把握できない。気まぐれかもしれないし、特に意味もないのかもしれない。それでも、勝利くんとケンティーの関係性が垣間見えた気がして、変わらず好きだなぁと思った。


勝利くん、26歳おめでとう!
ファンになった当時からずっと変わらないその魂が好きです。26歳も素晴らしい年になりますように!初ドーム楽しみにしています!