何が俺をこんなに熱くさせる?

キャラクター考察が主食のオタク

明日地球を救う一人、佐藤勝利くんの話

初めてちゃんとSexy Zoneを見たのは2016年の冬、友人に見せてもらった「Welcome to Sexy Zone」の特典Sexy寺修行でした。
最後の最後で勝利くんが自分の消したい煩悩を発表することになり、彼はとても嫌がりながらこう答えました。

「センターだから踊らなくてもいいんじゃないかと思う事」


なんて嫌な子なんだろう、と第一印象が悪かったのを覚えています。
手を抜いてもいいじゃんってこと?確かに顔は綺麗だけど、センターにいるだけで映えるからダンスはやりたくないってこと?
それまでのトークでも特に印象に残ってなかったので、センターなのに地味だな、と感じた矢先の発言。だからさらに嫌な子だと思ったし、アイドルとは思えないゲス発言やイジリでトークをまわして盛り上げる風磨くんの方が、とても好感を持てました。





今は分かります。これは自信のなさの裏返しなんだって。
言ってしまえば、勝利くんはダンスも歌も得意という訳ではなく、演技やバラエティでのトークもまだまだだと思います。
でも大丈夫。勝利くんはいつだって努力をしてきた。
独特の少しハスキーな低い歌声も、
たくさん練習したんだなぁってダンスも、
けんてぃーや戸塚祥太くんに触発されて始めたギターも、
映画「ハルチカ」のクランクイン3ヵ月前から猛特訓してモノにしたホルンの音色も、
初出演ドラマ「ハングリー!」とは比べものにならないくらい成長した「Missデビル」での演技も、
4月7月8月に放送された冠特番で不得意なお笑い系の修行に必死に食らいついた姿も、本当に素晴らしかった。
自分のことを喋らないタイプの彼が個人ラジオを始めた事で、今までならあまり聞けなかったようなエピソードを穏やかな声色で話してくれるのもそう。
努力の結果、少しずつ、やれる事が増えているのが分かるんです。
すごいな。えらいな。頑張ってる。
やっぱりSexy Zoneのセンターは勝利くんなんだ。






結成当時、入所一年程度でセンターを任されデビューしたことを振り返っても、

「早くね?って思った」
「やったー、センターだぜ、なんて感覚は本当になくて」
「出来ないことだらけで、全部ゼロからのスタートだった」


と苦悩を覗かせつつも、

「でも僕がやるべき事だったから、1つずつクリアしていった感じかな」


と答える勝利くん。
当時たった14歳の少年に背負わされた期待や不安や葛藤は推し量れるものではないし、冷たい声だって届いていただろうけど、それでも潰れず、センターを「やるべき事」と定めて努力を惜しまなかった。





同じように、堂本光一さんの「Endless SHOCK」を見て帝劇に立ちたいと憧れた勝利くんの夢は、あっという間に叶った。

「……叶ってしまった、っていう感覚だよ。ただ帝劇の舞台に立つだけじゃなく、光一くんレベルのステージングをしたいから。そのレベルでなければあそこに立ってはいけない、という思いもある」


私も昨年「Endless SHOCK」を観劇し帝劇の舞台に立つ勝利くんが見たいと感じたので、同じ気持ちを共有できたような気がして、少し誇らしい。彼がもう一度立つ時まで応援することが、今の私の目標でもあります。






ストイックで奥ゆかしくて、自信のなさを埋めるようにたくさん努力をしてアイドルを頑張っていて、でもやっぱり恥ずかしがりな勝利くん。彼の魅力って表面では伝わりづらいから、ちゃんと追いかけなければ分かりにくいと思います。
もちろん、顔面人間国宝と称されるほど美しく整ったお顔も魅力ではありますが、彼の本当の魅力は、その内面にあるんです。




佐藤勝利くんは、普通の男の子です。
本当は車のエンジニアになりたかった。アイドルなんて人生、お母さんがジャニーズに応募しなければ、大好きな親子丼に釣られなければ、思いつきもしなかった。
ちょっと人見知りで、自分のことを褒めるのが苦手で、時折マジレスをかましてしまうけど、Sexy Zoneが大好きで、応援してくれるファンの子に愛を返したいと頑張っていて、誰かのために一生懸命寄り添ってくれる。

アイドルの天才タイプのけんてぃーと風磨くん、天然のアイドルタイプの聡ちゃんとマリちゃんの真ん中に立つ勝利くんは普通の男の子だけれど、アイドルとして彼の持つ一番の武器は、その魂にあります。

ファンのために、メンバーのために、決めたからにはどんなに辛くても突き通そうとする強い意志。それを表すような力強い目。



鬱期で知られる3人体制から5人体制に戻る日、そうなるように頑張って来たのだから当たり前の結果だと胸を張った勝利くん。
今年作詞を共作した風磨くんとのデュエット曲で、私が大好きな彼の作詞パートがあります。


最後の結末 見ずに分かる



勝利くんは結末を知っています。
自分が願った道に、必ず進むのだから。










佐藤勝利くん、及びSexy Zoneは、明日、本当に地球を救います。
紆余曲折な6年を経て、デビュー7年目、24時間TVに抜擢されてさらに知名度も上がるでしょう。
彼らの「もっと売れたい!」という夢のためには、万人に知られる必要があります。
Sexy Loversとして、少しでも彼らの活動に貢献したいと思います!




Make a wish,

Make Sexy,

Make happy,

Sexy Thank you!!





勝利くんが得意のホルンを吹くので、是非とも見てください!