何が俺をこんなに熱くさせる?

キャラクター考察が主食のオタク

誰かのために生きる業〜舞台『DREAM BOYS』感想

2021年9月11日、私は有楽町駅を降りた。風磨担の奇跡に便乗し、風磨くんと樹くん主演舞台『DREAM BOYS』を観劇するためである。ジャニーズ行事にて帝国劇場へ向かうのは2018年の『Endless SHOCK』以来で、あの時雷に打たれたような気持ちで劇場を後にして「いつか帝国劇場の0番に立ちフライングする勝利くんを見る!」とジャニワジャニアイの霞を食べていた私だが、まさか先に風磨くんの姿を見ることになるとは予想していなかった。ありがてぇ。
しかし肝心のドリボに対し、なんかボクシングの話なんでしょ?くらいのミリしら知識での参戦である。演出に堂本光一くんがついているにしろ、狂気のプロデューサー・ジャニー喜多川作の舞台だ。一度きりの観劇で理解できるのか一抹の不安は抱えていた。というか風磨くんがフライングするのはほぼ確定なのでその瞬間狂ったように泣いてしまうのも確定していた。不安だ。どんな精神状態で見るんだ。でも隣には気が狂いそうになってる風磨担もいて心強かったので無事に観劇することができた。


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結論。
ドリボむちゃくちゃ良かった。

孤児院で出会い親友だったフウマとチャンプことジュリ。ジュリがフウマへボクシングを教えたことをきっかけに二人でボクサーの道へと進むが、フウマがジュリとの試合を棄権し逃げたことから二人は疎遠になる。ある時からフウマはお金を稼ぐことに固執し、俳優へと転身していた。
そして、8年後。ボクサーとして名を上げたジュリの生涯を映画化する事になるが、その主演をかつての親友・フウマが務めることに納得のいかないジュリ。彼が主演を許す条件として提示したのは、あの時放棄した試合を再び行い勝つことであった。あれからボクシングを一切捨てたフウマにとって現役のジュリとの試合は圧倒的に不利だ。しかしフウマは心臓の悪い弟・コウキの治療費を稼ぐために映画を成功させることに賭けていて、はなから選択肢などない。けれどフウマはもう一つの事実も知っている。8年前彼が試合を放棄したその理由、ジュリは頭部に病気を抱えていて先が長くないことを……。
時を経て奇しくも再度行われたフウマとジュリの試合。フウマにとって、コウキの命とジュリの命どちらかを必ず選ばなければならない残酷な試合。そしてフウマは選ぶのだ、弟の命を。そこからさらに歯車は狂っていく……。

私はアイドルのキラキラな舞台を見に来たはずなのだが?『Endless SHOCK』の衝撃もすさまじかったが、ドリボもなかなかのメンタルキラー舞台だった。フウマに業を背負わせすぎな件。しかもところどころでスーパーカコヨパフォーマンスも襲ってきてこちらは次々に記憶喪失になり錯乱寸前である。歌詞もメロディラインも忘れたけどあの曲を次の風磨くんソロに採用してほしい。何もかも忘れたけど。


個人的に印象的な場面がある。
ひとつ、コウキの病室でのシーン。揉み合う中でレイアを刺してしまったコウキを庇いフウマは殺人未遂の罪も背負い逃亡。唖然としたコウキは心臓発作で倒れてしまい、そのまま入院してしまった。目が覚めたベッドの上で、自身が所属するグループのTV出演を目撃する。コウキが欠けたグループは神妙な顔で「この曲は今、入院しているコウキと共に歌います。彼のために、彼の戻る場所を守るために。」と語る。それを見たコウキの堰を切った様な叫びは劇場中に響いた。
「やめてくれよ!皆みんな、俺のため、俺のためって!全部俺のせいじゃないか!やめろよ、やめてくれよ……!!」
もう一つ、警察から逃亡するフウマのシーン。芥川龍之介の『蜘蛛の糸』よろしく舞台中央に一本のロープが下りたその瞬間から嫌な予感しかしないのに、フウマはそれに手をかける。命綱のないロープフライングののち、彼は意を決したように上へ上へと登っていく。すると幻影のように現れたジュリが一刀両断、フウマは奈落へと真っ逆さまに落ちていき……あとには短いロープがまるで蜘蛛の糸のように月も星もない空の中途に短く垂れているばかりである……。

蜘蛛の糸は言わずもがな、病院のシーンがかなり好きだ。フウマや仲間の優しさがコウキを苦しめるこの場面は川崎皇輝くんの熱演も相まって涙を誘う。「誰かのため」というのは「誰かのせい」でもあること。休憩もなくひたすら人間の業を見せてくるのがドリボの恐ろしいところだった。もちろん、日本が舞台のはずなのに絶妙に治安の悪い西部みたいな7MEN侍と少年忍者くんたちのようなジャニーズ特有のトンチキさも随所に光る。それなのに、虚しさややるせなさの方が強くこみあげてくる。
罪に追い詰められるフウマ、死に追いかけられるチャンプ、お互いを思いやるあまりに口を閉ざし、すれ違うけれど、それでも「誰もが誰かのために生きている」と優しく歌う。決して爽やかですっきりした話ではないがそれでも確かに胸に残るものがあるのだ。


……と、ストーリー主観にて好きなシーンを書き起こしていったが、曲も演出も衣装も全て良かった。試合着が白金のフウマと黒銀のジュリの対比マジ最高。曲は次々に記憶を失ったので、音源も円盤も是非買わせて頂きたいと思うのでご検討の程よろしくお願いします。

ヒーローの魂の話

「ダップ……正義は好きか?」
「好きです!」
「どんな辛い時でも、夢を見る自信はあるか?」
「夢……?」
「仲間と一緒に見る夢さえあれば、クルマジックパワーに限界はない。忘れるな!」

激走戦隊カーレンジャー 第42話「全車エンスト!巨大ロボ絶体絶命!!」より





それはそれはビビり散らかした。
シンドラ「でっけぇ風呂場で待ってます」にて勝利くんと仲良くなったかが屋の賀屋さんが自身のラジオで勝利くんとご飯に行ったエピソードを話してくれたのだが、その内容にだ。以下の公式youtubeで頭出ししているので聞いてほしい。




勝利くんにご馳走したから「ごちそうさまでした」みたいな事返ってきて。で、次にポロンッてLINEきて、「先ほども言いましたが」みたいな、え、何?「僕が日本を救います」って来て。そんな話してないのよでも!熱くなりすぎて、頭の中で全部のその話を要約したら勝利くんの中で「僕は日本を救います」って話をしてて(笑)




に、にほんを………すくう…………?




めちゃめちゃ面食らった。もちろん、それが「エンタメで日本を明るく照らしたい」という意味だと十分理解している。しかしそれがお酒の力や熱く語っていた流れなどから「日本を救う」という言葉となって彼の口から出てきた事に、恐怖してしまった。ヒ、ヒーローだ……そうじゃなきゃ「救う」なんて言葉出てくるか……?普段はヒーローの片鱗を見て喜んでいるくせに、いざとなると恐ろしくなってしまい「人間でいてくれ」と願ってしまう。
正直、勝利くんの発言に食らってしまうことなど日常茶飯事のヨワヨワオタクなのだが、ここ最近あまりに食らう事案が多すぎたので、ここにまとめて記録しておきたい。



11ヵ月でデビューしたんですよ、入って。すぐデビューして、いや何も出来ないしとか、ジャニーズってものの世界をジャニーさんから教わって”ちゃんとやらなきゃ”と思っていたものの、自分とはすごい逆の事をやってるという感じはするんで。
引用元:フジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」2021/5/19放送回

根本に「アイドル」はなくても、彼の場合はその生まれ持ったルックスが、アイドルとしての記号になってしまっている。そこに苦しさもあるのかと聞くと、少し遠い目をして、「まぁそうですね」とつぶやいた。
引用元:日経エンタテインメント!2021年7月号

ジャニーズって、意外な交友関係が表面化すると、ヘンに騒がれちゃったりしますよね(苦笑)。これはあくまで僕の好き嫌いなんですが、誰かと仲良くするのをネタみたいに取られてしまうことにすごく抵抗があるんです。ネタにしたくて人と仲良くしてる訳ではないので。
引用元:日経エンタテインメント!2021年7月号

ただ、一生懸命アドバイスはしても、実際にどうするかは相手が決めることなんですよ。心配でも歯がゆくても、相手の人生の操縦桿は握れないし、握っちゃいけない。相手のためにならないし、人生を肩代わりすることなんて誰にもできないから。そんなことをしようとしたら自分も潰れちゃう。共倒れになったら誰も救えないよ?相手を守るためにも、線を引く。それはすごく大事なことだと思います。これは僕がグループでやってきたなかで、学んだことでもあるんだけど。
引用元:ジュニアエラ2021年6月号
https://dot.asahi.com/aera/2021052800016.html

配信か生かってところに関しては、最近僕も考えさせられるところがあって…。例えばライブのMCで僕がふと言った言葉が、思わぬ方向に誤解されてしまうことってあるじゃないですか。ライブでは、会場のお客さんと取ったコミュニケーションがすべてだと僕は思うんです。そこには言葉じゃない空気もあるし、マスクはしていてもそれぞれのリアクションを感じ取ることができる。発言した時の僕の声のトーンや表情だってある。でも、それが第三者に文字だけで伝わると、僕の顔も見ない、声も聞いていない人が、勝手に悪いほうに解釈しちゃうこともあって。
でもそれがファンの方なのであれば、全員にしっかりと真意を伝えたいんですよ、僕は。有観客のライブではその空間での関係性が一番大事なはずなのに、ネットに出回ることで誤解されるんだったら、あんまり僕が大事にしていることは意味ないのかな…とか。もう有観客がすべてじゃない時代なのかも、とちょっと思ったり。でも、それにはあらがいたいんです。これからも、目の前の人にどう伝えていくかということは、 大事にしていきたいと思っています。
引用元:日経エンタテインメント!2021年7月号

(好きな仕事の労働環境が辛くて辞めたが諦めきれない、でも戻る事にも踏み切れず悩むリスナーに対し)
僕らの仕事と比べられないというか、全然別物として聞いてほしいですけれど。いくらでも払いますから歌を歌いたいですとか、何の対価とか代償を支払ってもそれを掴みたいですって人たちの中でやってるから。でも、生きていくっていうのが、蔑ろには出来ないわけで。やっぱり、好きなものを仕事にしたら最大限100%楽しいのかって聞かれたら絶対に違くて。99嫌いになって、でも本当に好きって絶対にゼロにしないと思うんだよね。1残っているんだったら俺はもう一回やってみなって言いたいし、残ってても、マイナスなものが90とかある方を選ぶのは嫌だなと思うんだったら、選ばなくていいというか。それが自分で出した感情からくる結論でしょう?挫折したり、一回辞めたり、それは全然無駄じゃないし、僕はありがたいことに続けられてるけど、でもすごい嫌いになった瞬間だっていっぱいあるし。ただそれが0にならないですね、不思議とね。1でも残ってるから諦めないし、やるって決めるんだったらやった方がいいと思う。
引用元:bayFM「VICTORY ROADS」2021/05/21放送回




ギュッ………🌎🤱

勝利くんの美学と価値観とグループ愛を感じるたびに胸を締め付けられてしまう。アイドルへの憧れもなく、末っ子で甘えん坊だった幼い彼がSexyZoneとして活動する中で確立した自我や自立精神、グループとの関わり方やファンへ言葉を尽くす姿勢、その葛藤や成長を思うと、ただ地球ごと抱きしめる事しかできない……。
冒頭に引用した激走戦隊カーレンジャーの一幕。「仲間とともに見る夢があれば限界などない」を地で行く勝利くんはやはりアイドルという名のヒーローなのだ、と思う。

上記ラジオの相談の際「変えてって言いたい訳ではなく。次に進むために何を変えたらいいかっていうのを考えられるような曲なのかなと思うので」と、彼はChange the Worldを流した。
そういえば今年の10周年記念コンサートでこれを歌う勝利くんを見て、私は涙が止まらなかったのだ。その顔は、彼には世界を変えたいと思う日があって実際に変わるようにもがいた日々があったのだと、そう思わせた。奇しくもその感情は約4年前に参加した勝利くんのソロコンサートにて「Triangle」を歌っていた彼を見た時とよく似ていた気がする。大事なものを手放さないようにと懸命に握りしめる誓いにも祈りにも似た姿だと勝手に幻影を重ねて、ずっと幸せであるようにと、私は勝手に泣いたのだった。

「風磨くんとは、ずっと分かり合えてると思うんですよね」

月刊TVガイド2021年4月号で勝利くんはそう言った。bis2021年3月号の連載では「グループに向ける愛情は僕に近いものがある」とも。恐らくセクゾの中で一番仲良くしているイメージがないコンビがさときくだろう。でも、そう言ってくれる。
3人体制時代のメイキングを見ていると思う。「これってけんしょりと風磨くんだな」。もちろんさときくの仲が悪いという訳では無い。様々な要因はあるにせよ、風磨くんはこの頃から一歩引いてグループを見ているタイプだったと思う。引き換えけんしょりはグループ初期からの仲良し。精神的な距離感の変化はあったにしろ、キャッキャと仲良くすることの出来る2人。ケンティーと風磨くんはギクシャクしていて、勝利くんと風磨くんはベタベタするタイプでもない。「けんしょりと風磨くん」と感じるのは無理もないだろう。しかし、そんな自身を反省したい。ちゃんと2人は分かり合っていたのだ。3人体制だろうがふまけん冷戦期だろうが、勝利くんはSexyZoneを諦めずグループを支え続けた。「5人ならもっと売れると思う」という勝利くんに風磨くんは「俺もそう思う」と同意した、ソースが思い出せないがそんなエピソードを覚えている。
風磨くんは勝利くんとの関係を「お互い遠慮しあってる」と表現する。グループでは受け身の風磨くんに、遠慮がちでもコミュニケーションを諦めない勝利くん。同じ愛情でグループを愛する人たち。さときくがいればSexyZoneは壊れないんだなと思える。菊池風磨くん、お誕生日おめでとう。いつも大きな愛と優しさをありがとう。素敵で楽しい26歳を過ごしてください。

(ほぼ)ジャニオタお片付けの話

2021年になった。This is 嵐コンのリピート配信を見て、我々が辿り着いた2021年に嵐は居ないけど嵐が去った後に大きな虹が出たのでこれからも生きていけるんだな……とエナジーソングを聞きながらそっと頬を濡らす、そんな新年を迎えている。相葉くん、VS魂で勝利くんを宜しくお願いします!
さて、世界は未だに絶賛コロナ禍。緊急事態宣言下の東京では仕事以外で気軽に遊びに行くことや食事に出かける事すらはばかられる時期だ。ひたすら家で過ごして思った、暇だ。何と言うかやる事がない。やる事が無さすぎて思い立った。よし、掃除でもするか。
世の中にはジャニオタ収納術を公開している先達たちが数多く存在し、動画やブログなどでその知恵を披露している。たまにそれを見るのだが、ある動画でふと気になるものを見つけてしまった。いいかもしれない、やってみたい!と思い立ち、購入。




トールケースの代替品、不織布のケース。最低限の厚みで円盤の収納が出来る。なるほど頭のいい商品だな!
これの難点は、トールケースを捨てる覚悟が出来るか否かだ。とりあえず入れ替えて暫くトールケースをとっておき、気にならないようだったら捨てる作戦で行こう。ちなみに長期的に使うと不織布が円盤にくっつく的な問題は度外視。興味が勝り、とにかくやってみたい衝動のまま購入した。
しかし、さすがにジャニーズ系のを入れ替える勇気がまだない。という訳で、既に厳選に厳選を重ねているもう手放さないだろう2.5次元舞台や特撮系の円盤を入れ替える事にした。ついでに軽く整理もする。よし!やってやるぞ!












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2枚組やないかーーーい!!


確認もせず好奇心のまま購入したのが良くなかった。メインに入れ替えようと思ったテニミュがほぼ2枚組だ。やられた。1枚用しか買ってねぇよ。

という訳で2枚用も購入。早速やってみた。








Before
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After
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むちゃくちゃスッキリしたな?!!???!




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3段あったテニミュが1段で収まった
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入りきらず別の場所で保管してたものまで入ったし
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背表紙も意外と分かる。悪くない
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空間が空きすぎて困ったのでCDを飾る始末



BDや形状的にそのままがいいものを残してもこんなに空くと思っておらずビビり倒してしまった。これでポプステコン円盤も新曲もSZ10THもお迎えできる!個人的に大満足の結果となった。
調子に乗って他にも片付けてみた。



うちわをファイルで補強、チケットもファイリング


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写真入れも分厚いのからスッキリしたものに変更!

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ツアーパンフはクリアカバーをかけて読みやすくし、グッズ類をひとまとめに。

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何だかんだ充実した掃除になってしまった。楽しかった。あとは書きたいと思って下書きにメモして眠らせてある勝利くん関連のブログネタも掃除……というかアウトプットしていければ尚いいのだが。しかし勝利くんだけで感情激重ブログ何個書くつもりなんだ。
とにかく、今年も宜しくお願いします!

2020年現場まとめ

波乱万丈の2020年も終わろうとしている。楽しみをほぼ全て取り上げられ悔しさばかりが募った年だったが、聡ちゃんが戻ってきてくれて、久しぶりの5人でのシングルも発売されて、8〜11月は本当に素晴らしい期間になった。12月には今度はマリウスが活動休止する事になったが、ROTを見てSexyZoneは絶対に大丈夫だと思えたので、ゆっくりゆっくりお休みして欲しいと思う。マリの幸せが全てなのだから。
今年の特徴は配信での現場ができたことだ。今までのライビュ視聴などを含めてこなかったので現場としていいか悩ましいところだが、記しておく。





【1月】

【2月】

【3月】

【4月】

【5月】

  • 4日 SexyZone POP×STEP!? TOUR 2020(横浜アリーナ)※コロナの影響により公演中止
  • 6日 SexyZone POP×STEP!? TOUR 2020(横浜アリーナ)※コロナの影響により公演中止
  • 30日 SexyZone POP×STEP!? TOUR 2020(エコパアリーナ)※コロナの影響により公演中止
  • 31日 ミュージカル『テニスの王子様』コンサート Dream Live 2020(ぴあアリーナMM)※コロナの影響により公演中止

【6月】

  • 21日 NEWS LIVE TOUR 2020 STORY(東京ドーム)※コロナの影響により公演中止

【8月】

【9月】

  • 25日 特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy(東京ドームシティ Gallery AaMo)

【10月】

【11月】

  • 3日 ARASHI アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM Part2(新国立競技場の収録配信)

【12月】







まとめながら、中止になりそのまま無くなった現場に改めて悔しさが込み上げる。初めて見に行くはずの新感線、薮くん主演ミュージカル、めっちゃ楽しみにしていた斬バサやドリライ、チケットが販売すること無く立ち消えたディケイドのピューロイベ……配信に切り替わりはしたが、セクゾも本当に楽しみにしていた。オーラス会場の静岡を死ぬ気でとったのに......だが、おそらく配信にならなければ見なかったであろうスノやジャニスト、嵐フェスを拝見できたことは大きい。ジャニーズよ、そのまま配信やライビュを続けてくれ。
あとは個人的に、今年は転職をして生活リズムも変わったのも大きい。カレンダー休みになったので何の気兼ねもなく現場に通える。舞台やイベントは順次再開されて楽しめる機会も増えてきたが、コンサートはまだ難しい……しかしいつかまたセクゾを直接応援できるその時の為に、私も無理せず応援していきたいと思う。
来年もよろしくお願いします!

スペオキであるということ〜優馬くんと勝利くん

※題名からお察しですがクソデカ感情大爆発の妄言なのでご注意ください。

(スペオキと言われているタレントは他にも存在しますが、ここでは中山優馬くんと佐藤勝利くんに限って言及しています。とにかく私の感情の暴走なので、鵜呑みにしないで頂けたら幸いです。)











SexyZone 17th single「麒麟の子/HoneyHoney」の特典インタビューにて、勝利くんが尊敬する先輩として挙げた名前は「戸塚祥太くんと中山優馬くん」だった。
とっつーを尊敬、分かる。勝利くんから名前も話もよく出る仲良しな先輩だ。
……なんで優馬くんなんだろう?
インターネッツの海で検索したり優馬担に聞いたりもしたが、優馬くんに対する気持ちどころかまともにこの2人が絡んでいる話なんてほぼ聞いたことがない。(昔好きですと言ったことは出てくるけど理由は出てこない、情報求む)
それでも尊敬する先輩に名前が挙がるって、どういう事だろうか。


中山優馬くんと佐藤勝利くん。色々考えたがこの2人に共通する点は一つ、
「ジャニーさんのスペオキである」ということである。
(一応補足すると、ジャニーさんのスペシャルお気に入りタレントの略だ)
つまり優馬くんが同じスペオキとして歩んだ道程に共感し、歩み続けている姿に敬意を払っている」のではないかと推測した。それほど2人の境遇には似通った点が多数見受けられるのである。以下は一例。



優馬くん
・「中山優馬 with B.I.shadow」等とジャニーズ史上唯一グループ名に名前が入る
・他にも「NYC」などの優馬くんの為としか思えないユニットが組まれ盛んにTV出演
・当時は年功序列順で2組までしか出てなかった紅白に先輩を追い越し出場を果たす
・ジャニーさんがギネスブックに登録された際に「Youに1番に見てもらいたくて」とわざわざ優馬くんの居る大阪まで見せに行った


勝利くん
・「Youは特別カッコイイ」とジャニーさんから直接褒められ入所時から優等生枠に入る
・当時の人気Jrだったふまけんを押しのけ入所わずか11ヶ月でグループのセンターとしてデビュー
・帝劇に立ちたいと願ったらすぐに主演舞台が決まる
・いつかのJUMPコンでは薮くんが振付師さんから当時Jrとして出演していた勝利と絡めとプッシュされた事があると話していた




このように、客観的に見ても二人ともかなり優遇された立場だった。もちろん、得した事ばかりではないはずだ。それによって冷たい言葉も囁かれたと思うし苦労もしたと思う。しかし彼らは美しい部分しか見せない。それがどれほどの事であるのか。我々では推し量れない立場を続けてきたからこそ、勝利くんはほぼ同じ境遇でありながらソロの道を歩んでいる優馬くんを尊敬しているのだと、私はそう推測する。



では、スペオキという立場が彼らのアイドル人生にどのような影響を及ぼしたのか。次はアイドルとしての彼らに個人的見解をふまえ、もう少し踏み込む。




勝利くんはセクゾを愛している。この5人でなければ続けていなかったと何度も口にし、誰よりもグループにこだわっている。
彼は決してアイドルの天才ではない。入所わずかで突然与えられた役割を鼻にかけず、そこにふさわしくあるよう弱音すら隠し、努力を重ねる秀才だ。そしてそれは他の4人が居たからできた努力でもあるのではないか。彼のグループへの言及の多くがそう思わせる。メンバーを愛し、信じ、戦い、この居場所を守る。セクゾのセンターであるための努力は永遠に続いていく。
私から見た、佐藤勝利くんのアイドルとしてのテーマは『未完』

そんな勝利くんは20歳のソロコンで、セトリにジャニーズのほぼ全てのグループの楽曲をとり入れ披露した。オーラスでは「僕が、SexyZoneが、ジャニーズを永遠にします」と涙ながらに語った。




優馬くんの為に色々なグループが作られた。人気JrグループだったB.I.shadowや既にデビューしていた同世代の山田涼介くん知念侑李くんを引っ張ってきたりもした。しかし結局どれも続くことはなく、彼はソロとなった。
勘が良くほとんどの事を器用にできる才能を持ち、様々なものを与えられた優馬くんは、一番欲しかったグループという居場所はもらえなかったと誰かが言った。
それでもひねくれる事はない。その道程、努力し続ければ何でも乗り越えられる事を知った彼は、何事にも挑戦し自身を追い込んでいく。嫌いだったダンスが楽しくなった。歌も演技もそうやって求め続けた先に勝ち取った、彼の才能だった。
私から見た、中山優馬くんのアイドルとしてのテーマは『渇望』

そんな優馬くんは1万字インタビューにて、デビュー前後やアイドルとして俳優としての苦悩を語ったのち、あなたの職業は?の問いに「ジャニーズです。」と答えた。




ジャニーズを背負う覚悟を感じる、力強い言葉たち。世代は違うはずなのに、境遇も歩む道も近しい2人から出る言葉は不思議と同じだった。
語弊があるかもしれないが、スペオキって呪いのようだ。決められた道を歩かされてしまったようなそんな気さえする。
でもそれは彼らにとって、祝福であり誇りであり使命だった。
スペオキ、奥が深い。知れば知るほど勝利くんの魂はヒーローだし、優馬くんも同じ魂を持っていると感じ、感嘆を禁じ得ない。友人の好意で優馬くんの現場へも行くことがあるのだが、改めて敬意を払って応援しよう。
スペオキという数少ない立場を全うする二人に、幸多からん事を望む。























コロナ禍中、セクゾのコンサートも御多分に漏れず中止となった。そんな中、勝利くんがブログを更新。以下、内容を抜粋して引用する。

僕はジャニーズに入ってから、一回もステージを休んだことがありません。
どんなことがあろうとステージだけは、立ち続けてきました。
でも、立ち止まる事も同時に、正しい選択なんだと思います。
立ち続けることが正解だと思ってやってきましたが、立ち止まることだって必要な瞬間だと思わないとならないタイミングなのかな。
こんな時だからこそ、今しか感じれない事を、考えれない事を、僕は探しています。

引用元:Johnny's web「vic.Story」2020/3/18記事

最近は僕に出来ることってなんだろうって考えています。
何が出来るか分からないけど頑張ります。

そしてライブの中止が多くなってしまいましたが、僕が出来ること、エンタメは絶対に死なせません。
また絶対にライブで会いましょう^^

引用元:Johnny's web「vic.Story」2020/4/19記事

僕は尊敬している人に、show must go onという言葉を教わりました。
その本当の意味を永遠に探し続けるのが、僕の使命だと思っています。

そして、僕がやらなきゃいけない事がやっと、やっと分かった様な気がします。

今だけでなく、僕らの何年も何年も後の後輩たちがステージに立てるよう、今全力でツアー開催を目指してバトンを繋ぐ。エンタメを止まらせない。
今回はそういう想いも強いんです。

引用元:Johnny's web「vic.Story」2020/7/10記事


彼にとってのスペオキは「使命である」と言い切られた気がして、私は泣いた。
ありがとう勝利くん。結局振替も中止になってしまったけど、コンサート配信を決めてくれてありがとう。とても楽しくて、幸せでいっぱいです。
24歳のお誕生日、おめでとう。これからも健やかで幸せに生きて下さい。その道を歩み続ける限り、応援しています。

悲しくて寂しいだけの話

めちゃくちゃ外野なんだけど悲しいからお気持ちを吐き出させて欲しい。取り留めのない散文である。
2020年6月19日、手越祐也くんがNEWSを脱退、事務所を退所してしまった。
怒りはない。ただただ悲しくて、寂しい。
コンサートで見たニコニコの笑顔が可愛かった。華のある見た目がかっこよかった。力強い歌声が凄かった。ノリ100%骨髄反射の喋りがとても適当だけど面白かった。小山くんにめちゃくちゃウザ絡みをして、小山くんが一度殴らせてくれって言いながら結局許してあげてるのが好きで仕方なかった。コンサート中はひたすら、ああ可愛い!!とマンションを3棟ほど買ってあげたくなりながらペンラを振った。
本当は今年のNEWSコンの東京ドーム公演を行く予定だった。コロナでなくなったけど。再度開催されて行ったとしても、もうてごにゃんは居ない。ニコニコの笑顔も見れない。伸びるような歌声も聞けない。小山くんへのウザ絡みも見れない。悲しい。見たかった。世間になんと言われようが、私はアイドルてごにゃんのことが結構好きだったのだ。
てごにゃんは「アイドルは歌も演技も何でも挑戦できる最強の職業」だと言っていた。事務所を出たらアイドルであることはかなり難しいと思うのだけど、これから何をするのかな。記者会見が少しだけ怖い。事務所を辞めてしまった事は責めないし、好きな事をすればいいし、幸せであって欲しいし、もう良いのだけど、4人のNEWSのバランスがとても好きだったから、とにかく今は悲しませてくれ。
3人のNEWSのHappyLIVEwithYOUを見た。クローバーとweeeek聞いてたら涙が出すぎて見るのを止めた。悲しい、寂しいよ。
でも、今までありがとうね。