何が俺をこんなに熱くさせる?

キャラクター考察が主食のオタク

スペオキであるということ〜優馬くんと勝利くん

※題名からお察しですがクソデカ感情大爆発の妄言なのでご注意ください。

(スペオキと言われているタレントは他にも存在しますが、ここでは中山優馬くんと佐藤勝利くんに限って言及しています。とにかく私の感情の暴走なので、鵜呑みにしないで頂けたら幸いです。)











SexyZone 17th single「麒麟の子/HoneyHoney」の特典インタビューにて、勝利くんが尊敬する先輩として挙げた名前は「戸塚祥太くんと中山優馬くん」だった。
とっつーを尊敬、分かる。勝利くんから名前も話もよく出る仲良しな先輩だ。
……なんで優馬くんなんだろう?
インターネッツの海で検索したり優馬担に聞いたりもしたが、優馬くんに対する気持ちどころかまともにこの2人が絡んでいる話なんてほぼ聞いたことがない。(昔好きですと言ったことは出てくるけど理由は出てこない、情報求む)
それでも尊敬する先輩に名前が挙がるって、どういう事だろうか。


中山優馬くんと佐藤勝利くん。色々考えたがこの2人に共通する点は一つ、
「ジャニーさんのスペオキである」ということである。
(一応補足すると、ジャニーさんのスペシャルお気に入りタレントの略だ)
つまり優馬くんが同じスペオキとして歩んだ道程に共感し、歩み続けている姿に敬意を払っている」のではないかと推測した。それほど2人の境遇には似通った点が多数見受けられるのである。以下は一例。



優馬くん
・「中山優馬 with B.I.shadow」等とジャニーズ史上唯一グループ名に名前が入る
・他にも「NYC」などの優馬くんの為としか思えないユニットが組まれ盛んにTV出演
・当時は年功序列順で2組までしか出てなかった紅白に先輩を追い越し出場を果たす
・ジャニーさんがギネスブックに登録された際に「Youに1番に見てもらいたくて」とわざわざ優馬くんの居る大阪まで見せに行った


勝利くん
・「Youは特別カッコイイ」とジャニーさんから直接褒められ入所時から優等生枠に入る
・当時の人気Jrだったふまけんを押しのけ入所わずか11ヶ月でグループのセンターとしてデビュー
・帝劇に立ちたいと願ったらすぐに主演舞台が決まる
・いつかのJUMPコンでは薮くんが振付師さんから当時Jrとして出演していた勝利と絡めとプッシュされた事があると話していた




このように、客観的に見ても二人ともかなり優遇された立場だった。もちろん、得した事ばかりではないはずだ。それによって冷たい言葉も囁かれたと思うし苦労もしたと思う。しかし彼らは美しい部分しか見せない。それがどれほどの事であるのか。我々では推し量れない立場を続けてきたからこそ、勝利くんはほぼ同じ境遇でありながらソロの道を歩んでいる優馬くんを尊敬しているのだと、私はそう推測する。



では、スペオキという立場が彼らのアイドル人生にどのような影響を及ぼしたのか。次はアイドルとしての彼らに個人的見解をふまえ、もう少し踏み込む。




勝利くんはセクゾを愛している。この5人でなければ続けていなかったと何度も口にし、誰よりもグループにこだわっている。
彼は決してアイドルの天才ではない。入所わずかで突然与えられた役割を鼻にかけず、そこにふさわしくあるよう弱音すら隠し、努力を重ねる秀才だ。そしてそれは他の4人が居たからできた努力でもあるのではないか。彼のグループへの言及の多くがそう思わせる。メンバーを愛し、信じ、戦い、この居場所を守る。セクゾのセンターであるための努力は永遠に続いていく。
私から見た、佐藤勝利くんのアイドルとしてのテーマは『未完』

そんな勝利くんは20歳のソロコンで、セトリにジャニーズのほぼ全てのグループの楽曲をとり入れ披露した。オーラスでは「僕が、SexyZoneが、ジャニーズを永遠にします」と涙ながらに語った。




優馬くんの為に色々なグループが作られた。人気JrグループだったB.I.shadowや既にデビューしていた同世代の山田涼介くん知念侑李くんを引っ張ってきたりもした。しかし結局どれも続くことはなく、彼はソロとなった。
勘が良くほとんどの事を器用にできる才能を持ち、様々なものを与えられた優馬くんは、一番欲しかったグループという居場所はもらえなかったと誰かが言った。
それでもひねくれる事はない。その道程、努力し続ければ何でも乗り越えられる事を知った彼は、何事にも挑戦し自身を追い込んでいく。嫌いだったダンスが楽しくなった。歌も演技もそうやって求め続けた先に勝ち取った、彼の才能だった。
私から見た、中山優馬くんのアイドルとしてのテーマは『渇望』

そんな優馬くんは1万字インタビューにて、デビュー前後やアイドルとして俳優としての苦悩を語ったのち、あなたの職業は?の問いに「ジャニーズです。」と答えた。




ジャニーズを背負う覚悟を感じる、力強い言葉たち。世代は違うはずなのに、境遇も歩む道も近しい2人から出る言葉は不思議と同じだった。
語弊があるかもしれないが、スペオキって呪いのようだ。決められた道を歩かされてしまったようなそんな気さえする。
でもそれは彼らにとって、祝福であり誇りであり使命だった。
スペオキ、奥が深い。知れば知るほど勝利くんの魂はヒーローだし、優馬くんも同じ魂を持っていると感じ、感嘆を禁じ得ない。友人の好意で優馬くんの現場へも行くことがあるのだが、改めて敬意を払って応援しよう。
スペオキという数少ない立場を全うする二人に、幸多からん事を望む。























コロナ禍中、セクゾのコンサートも御多分に漏れず中止となった。そんな中、勝利くんがブログを更新。以下、内容を抜粋して引用する。

僕はジャニーズに入ってから、一回もステージを休んだことがありません。
どんなことがあろうとステージだけは、立ち続けてきました。
でも、立ち止まる事も同時に、正しい選択なんだと思います。
立ち続けることが正解だと思ってやってきましたが、立ち止まることだって必要な瞬間だと思わないとならないタイミングなのかな。
こんな時だからこそ、今しか感じれない事を、考えれない事を、僕は探しています。

引用元:Johnny's web「vic.Story」2020/3/18記事

最近は僕に出来ることってなんだろうって考えています。
何が出来るか分からないけど頑張ります。

そしてライブの中止が多くなってしまいましたが、僕が出来ること、エンタメは絶対に死なせません。
また絶対にライブで会いましょう^^

引用元:Johnny's web「vic.Story」2020/4/19記事

僕は尊敬している人に、show must go onという言葉を教わりました。
その本当の意味を永遠に探し続けるのが、僕の使命だと思っています。

そして、僕がやらなきゃいけない事がやっと、やっと分かった様な気がします。

今だけでなく、僕らの何年も何年も後の後輩たちがステージに立てるよう、今全力でツアー開催を目指してバトンを繋ぐ。エンタメを止まらせない。
今回はそういう想いも強いんです。

引用元:Johnny's web「vic.Story」2020/7/10記事


彼にとってのスペオキは「使命である」と言い切られた気がして、私は泣いた。
ありがとう勝利くん。結局振替も中止になってしまったけど、コンサート配信を決めてくれてありがとう。とても楽しくて、幸せでいっぱいです。
24歳のお誕生日、おめでとう。これからも健やかで幸せに生きて下さい。その道を歩み続ける限り、応援しています。