何が俺をこんなに熱くさせる?

キャラクター考察が主食のオタク

センターとエースの話

勝利くんが中島健人くんの事を「ケンティー」と呼ぶようになって久しい。いつからケンティー呼びなのかはあまり定かでは無いのだが、セクチャンでは「健人くん」と呼んでいるのが確認できる。まあ、こんな事を書き出してはいるが、私自身は呼び方が変わったことについて、何の疑問も引っかかりもない。
いつだったか、Qrzoneさときく当番回でメンバーの呼び方についての話があった。風磨くんは「中島」、ちびーずは「ケンティー」と呼んでいることについて、風磨くんは「ケンティーって結構なあだ名で、自分は同期で歳もひとつ違いだから何となく気恥ずかしく感じて呼びにくい」と、勝利くんは「その気持ちは分かる。自分は歴も歳も下だから逆にいける」と話していた。
日々、関係値や距離感は変わっていく。その中でノリや語感などで呼び方が変わることもあるだろう。そんな程度と考えていた。

しかし、今年のアリーナツアー福岡公演中止の際のブログ、そして先月発売したトラトラ特典バラエティのケンティー宛のお手紙にて、勝利くんは「健人くん」と呼んだ。私にとってこれはなかなか衝撃だった。
何だその呼び分けは……?普段からケンティーと呼んでいると思ったが……?
いや、恐らく普段はケンティーと呼んでいるだろう、と思う。私は彼らのことを仕事内でしか見たことがないのでそう推測するしかないが。だからこれも結局推測でしかないが、ふざけず真面目にケンティーの話をする際に「健人くん」と呼ぶのではないか。
(トラトラ特典の手紙内容は結局ふざけてるのだが、手紙という改まった形式内での呼び方と捉える)



とても好きなエピソードがある。
グループ初期、ベタベタな甘えんぼ末っ子だった勝利くんはケンティーに甘え、ケンティーは庇護すべき弟として可愛がってくれた。しかし歳を重ね、勝利くんは自身の立場や責任を自覚していく中で「頼ってはいけない、甘えてはいけない」ともがき、対等にならなければと模索したのだろう、呼び捨てにしたいと提案した。それをケンティーは拒否し、「年下なんだからいつでも甘えていい」と言い返すのだが、「それじゃダメだから」と勝利くんも拒否をした。
このけんしょりがお互いに不器用なエピソードが大好きだ。形から入ろうとする勝利くん、責任感から庇護者であろうと頑ななケンティー。そんな2人が心身共に成長し支え合い更に柔らかくなった関係でグループのセンターとエースを張っている。この時からずっと勝利くんの中でケンティーは「健人くん」なんだろうか。聡ちゃんを仕事上では「聡ちゃん」と呼ぶように、「ケンティー」と呼ぶのか。
まあ、彼が話さない限り、本当の事なんて私たちには把握できない。気まぐれかもしれないし、特に意味もないのかもしれない。それでも、勝利くんとケンティーの関係性が垣間見えた気がして、変わらず好きだなぁと思った。


勝利くん、26歳おめでとう!
ファンになった当時からずっと変わらないその魂が好きです。26歳も素晴らしい年になりますように!初ドーム楽しみにしています!